League of Legendsマスター帯が教える初心者必須のテクニック3選!

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更新:2021.11/15 (公開:2021.11/15)

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Eスポーツのタイトルの中でもTier1タイトル
世界で大人気ゲームLeague of Legends(LoL)の実況解説動画を
初心者~上級者まで幅広い層に向けて配信しているBOT以下さん
そんなBOT以下さんのLoLとの出会いや魅力日本1位になるための努力やテクニックを伺ってみた。

BOT以下さん ステータス

BOT以下さんステータス

  • League of Legends(LoL)の実況解説動画を配信している
  • 初心者~上級者わかりやすい解説で有名
  • キャラクターランキング日本一位を保持
  • 高レート帯のマスターランクプレイヤー
  • YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCmJdqFB68q1Z1PrM7M5Wpgw
  • Twitch:https://www.twitch.tv/botika001
  • Twitter:https://twitter.com/botika_fps

高レート帯を維持するためにどんな努力をしたか

二等兵

eスポーツのタイトルの中でもTier1タイトルのLeague of Legends(LoL)で高レート帯のマスターランクの実力を持つBOT以下さんですが、
高レート帯を維持するために、どんな努力をしましたか?

BOT以下さん

自分のプレイに対してどれだけ自信があっても、疑問を抱くことが大事だと思います。

二等兵

なるほど、LoLプレイヤーの上級者の方々は、よくおっしゃてるイメージがあります。

BOT以下さん

長くプレイしていたり、同じキャラクターを使い続けていると、「このときはこれでいいだろう」となりがちで、ストリートファイターで言うと、「敵が飛んできたら昇竜拳でいいだろう」、「そうじゃないなら波動拳でいいだろう」みたいな感じに、考えが固まって、思考放棄みたいな感じになっちゃうことがあるんです。
けれども、そのプレイを続けていると成長しないと思います。

二等兵

確かに僕も自分のプレイの考えが固まってしまうことはある気がします。

BOT以下さん

僕もLeague of Legendsでそういう時期がありまして、自分の考えている理想のプレイに従ってずっとプレイしていたんですけれど、高レートの人のリプレイを見返して、「もしかして、このチャンピオンはこういう使い方じゃないのかな?」と気がついて、それから一気にレートが上がったということがあるんです。
考えを変えて、柔軟に変えていく必要がある、ということは感じます。



※チャンピオン:ゲーム内キャラクターの総称 

二等兵

僕も気をつけなきゃな(笑)
ありがとうございます。他に努力したことはありますか?

BOT以下さん

これはLeague of Legends以外にも、どのゲームをやる上でも大事なことだと思うんですが、積極的なプレイをするということですね。
League of Legendsのすごく有名なプロの人も皆言っているんですけれど、「上手い人と下手な人を見分ける条件が1つだけあって、攻撃的か、そうじゃないかだ」というふうに言っている方がいまして。
守備的にプレイしている人は、仕掛けないからダメージの出方もわからないし、何が悪かったのかも全然わからないので、反省の機会が圧倒的に少ないんです。
そのかわり積極的にプレイしている人は、仕掛けたタイミングが悪かったのか、それとも状況が悪かったのか、という反省点が、試合ごとに生まれて、結果的に上達が早いんです。
なので、高レートにするために、守備的なプレイだけじゃなくて、積極的なプレイを自分から仕掛けていくということを意識しました。

二等兵

積極的なプレイというと、LoLで例えるなら、自分から攻撃を仕掛けてみるとか、TOPレーンだったらMIDレーンに顔を出してみるとか、そういうことですか?


※左上の大きな道からTOPレーン・MIDレーン・BOTレーン

BOT以下さん

そういうことです。長くプレイしていると、「このタイミングで、僕の使っているチャンピオンは、このチャンピオンに勝てないだろう」みたいな基準がどんどんできてくるんです。
初心者だとか、あまりレートが上がらない人は、積極的なプレイが足りていないんだと思います。

二等兵

ありがとうございます。まるで、自分が言われているような気持ちになりました。(笑)

LoLの魅力は?

二等兵

LoLの魅力を教えて頂けますか?

BOT以下さん

ちょっと過激な話になるかもしれないんですけれど。
これはちょもすさんという別の方が書いていた記事で、感銘を受けたんですが、「LoLの面白さはどこにあるのか」という話で。
その人が言うには、「LoLは大富豪だ」というふうに言うんです。

二等兵

大富豪ですか!?すごく気になります!

BOT以下さん

大富豪って、勝ったら勝っただけ有利になるゲームで一番下の人から強いカードをもらって、次のターンも優位に進めて、勝った人がどんどん有利になっていくようなシステムになっていて、League of Legendsも、そうなんですよね。
勝ったら勝っただけビルドが揃っていって、より敵が倒しやすくなる。その繰り返しというゲームなんです。

二等兵

確かにLoLも勝てば勝つほど自分が強くなっていきますよね。

BOT以下さん

格闘ゲームでいうと、同じ実力の人に10連勝したりとか、普通はあまり起こらなくて、対人で圧倒するようなことって、少ないと思うんです。
圧倒しようと思ったら、たくさん練習が必要で他の人とかけ離れた実力が必要になってくると思うんですけれど、League of Legendsってそれがあまり必要ないんですよ。
実力が拮抗する相手でも、5試合に1回くらいは完膚なきまでに勝つことができるということが、League of Legendsの一番の魅力だと思うんです。
もちろん、戦略性が高いとか、ビルドとか、チャンプがたくさんいるという要素もあるんですけど、根本的な部分は、対人戦で相手を完膚なきまでに叩きのめせる頻度が高いというのが一番の魅力なんじゃないかなと、個人的には思っています。

二等兵

そうですよね。たしかに僕も、始めたての頃キルがたまたま取れて圧倒するみたいなことがありました。

BOT以下さん

キルがとれれば楽しいと思うので、それでいいのかなと思いますし「やった、俺強い」というふうになりやすいのかなと。

二等兵

たしかに、そうですね。

BOT以下さん

初心者でもLoLはそういう快感を味わいやすいというところが魅力だと思っています。

二等兵

なるほど、始めたての人でも活躍できるっていうのはいい所ですね。

ゲーム内での自分の強み

二等兵

少し専門的な話になってしまうかもしれないんですけれども、BOT以下さんのゲーム内での強みって、何なんでしょうか?

BOT以下さん

一番目は、無理をしないということ。
安定したレーニングができるということが強みだと思っています。
不利を取り戻そうとして無理な仕掛けをしたりだとか、CSを取りに行くとすごく体力が減ってしまうのにCSを取りに行って、レーン戦が不可能になったりとか。
他には、いかにもダイブされそうなタイミングで、しっかりとCSを捨てて引いたりだとか、そういう取捨選択が結構安定していて精度が高いのかなと思っています。
レーン戦でほぼフィードしない、大フィードすることがないということが強みだと思います。



※CS:クリープスコア

二等兵

なるほど、ありがとうございます。
他には何かありますか?多分今のは、1vs1のTOPとしての強みだと思うんですよ。
例えば味方とバランスよくプッシュするのが得意だとか。
ゲーム全体を通しての強みがあれば教えてください。

BOT以下さん

なるほど。専門的なところの話ですね。

二等兵

本当に専門的なところです。

BOT以下さん

味方の立ち回りに合わせて敵を変える能力は高いと思っています。
僕はチャンピオンの知識が基本的に多いと思うので、誰かと誰かが戦いを始めたときに、間に合うかどうか、そういう判断力は普通よりも高いのかなと思います。
ほぼ全チャンピオン大体どういうダメージが出て、どのチャンピオンとどのチャンピオンが戦ったらどういう結果になるのか、そういうダメージ感覚だったりダメージ計算には優れていると思います。

二等兵

なるほど、戦っている最中のダメージ感覚ですね。

BOT以下さん

全チャンピオン、どの時間帯でどのくらいのダメージが出て、どういう集団戦になるのかということは、ほぼ理解できているかなと思うので、そこが自分の強みだと思います。

二等兵

実際のプレイでそういう強みが活きたときって、たとえばどんなときがあるんですか?

BOT以下さん

ほぼ毎試合、活かされていると言ってもいいと思うんですけれど、間に合いそうな集団戦にはちゃんとテレポートで近寄って、間に合わないであろう集団戦だったら近寄らずに、しっかりと他の部分で有利をつくっていく。それができているのが強みかなと思います。

二等兵

なるほど。自分のLoLのチャンピオンだったりの知識を活かしながら、実際の試合でも、その知識をもとに、良いプレイなのか、悪いプレイなのか、とやっていけるということが、自分のゲーム内での強みということですか?

BOT以下さん

そうですね。知識量という感じですか。

二等兵

なるほど、ありがとうございます!

ゲーム内での自分の強み

二等兵

ヨリックのウルトを放流している動画を拝見させていただいたのですが、あれは仕様なんですか?


▲ヨリック

BOT以下さん

そうですね、あれは仕様です。
再発動すると、絶対に帰ってこないです(笑)
倒されるまでそのレーンを押し続ける、という感じです。
一切帰ってこないです(笑)

二等兵

BOT以下さんが、「行ってこい」みたいな感じで放流しているので、前からできたかな?と思いながら見ていたんですよ。

BOT以下さん

最近、Youtubeのコメントでも、「どうやって放流しているんですか?」っていうコメントがめちゃくちゃきてます。

二等兵

ですよね。

BOT以下さん

多分、誰も知らないんだと思います。
Rキーをポチッと押すだけで、勝手にどこかに行っちゃいますね。

二等兵

Rキーを1回押したら、自分で勝手にいろんなところに行ってしまうんですか?

BOT以下さん

そうですね。「霧の乙女」というペットを召喚できるんですが、他のチャンピオンだったら、ペットとかも自由に動かせるんですけれど、乙女だけは自分で動くんです。
自分に100%ついてくるモードか、それとも、自分にまったくついてこないモードかの、両極端なので。
そこをどう使い分けていくか、という感じのチャンピオンになっていますよね。


▲乙女追従


▲乙女放流

二等兵

そんなことができるんだ。初めて知りました(笑)

BOT以下さん

ほとんどが知らないと思います。僕の動画を見ている人は知っているかもしれません。

二等兵

任意で動かせるんですか?たとえば、TOPレーンに行ってほしいな、みたいなときにMIDレーンに行っちゃったりしないんですか?

BOT以下さん

しますね(笑)
ヨリックって不人気なチャンピオンなんですけれど、不人気のチャンピオンは多分、ちゃんと調整がされないことが多くて(笑)
TOPレーン側で放流すると、たまにMIDレーンに行ったり、BOTレーンに行ったり、こいつは何なんだってなるんですよね。
本当に今は研究段階です(笑)

二等兵

タワーのHPが、低い場所からとかでもないんですね。

BOT以下さん

乙女はまったく考慮してくれません。とにかく倒されるまで押し続けるだけなので、このゲームで一番頭が悪いペットだと思います(笑)

BOT以下さんが思うこれだけは押さえておきたいテクニック

二等兵

BOT以下さんが思う、初心者の方がこれだけは押さえておきたいテクニックの、ベスト3を教えてください。

BOT以下さん

だいたい30レベルあたりの人を僕は初心者と想定しているんですが、
まずは3位からなんですが、これは他のゲームにも言えるんですけれど、数字を気にしないということです。

二等兵

数字というのはスコアのことですか?

BOT以下さん

LP(リーグポイント)だとか、ランク上下に関わる数字を本当に気にしないでほしいというところです。
本当に落とし穴なんですけれど、たとえばゴールド4が目標だとして、今はシルバー1にいます。
こうなると、ランクへの考え方が完全に変わっちゃうんです。
上手くなりたいと思って、自分のプレイを改善するためにプレイするわけですけれど、目標がすぐ目の前に迫ってくると、ポイントのことしか気にしなくなるんです。


▲ランクリスト

二等兵

なるほど。僕もLP気にしちゃいますね。(笑)

BOT以下さん

さっき20LPもらえたのに、味方に変な人が来たせいでまた20LP減っちゃったよ、と考えてしまうんです。
これって本当に危なくて、そういう考え方をすると、ゲームを一切楽しめなくなっちゃうんです。
ポイントのためにゲームをしているんじゃなくて、上手くなるためにゲームをプレイしているんだ、という認識を持ってもらいたいんです。

二等兵

大事なことですよね。

BOT以下さん

LoLではマッチメイキングレートという物がありまして、内部レートのようなものが見えないところにあるんです。
それでもらえるポイントが変わったりするんですけれど、よくあるのが、
適正なレートにいると、勝って20LP、負けて-14LP、適正じゃない人、過剰に高い位置にいたりする人は、勝って10LP、負けて-20LP、みたいなことがあるわけです。ここでLPを気にしながらゲームをやっていると、病んじゃうんです。

二等兵

よく言われるMMR(マッチメイキングレーティング)というやつですね。



※MMR(マッチメイキングレーティング):同じようなスキルのプレイヤーと試合を組むためのシステム

BOT以下さん

そういう人を結構たくさん見てきているので、そういう人はポイントを気にしすぎかなと。
本来の目的を忘れちゃっているかな、というふうに思うんです。
勝ってるのに、ポイントがもらえないからといって勝ってるのに喜ばない人がすごく多いので、これはおぼえておいてほしいなと。

二等兵

なるほど、ゲームを純粋に楽しむことが何より大事ですよね。

BOT以下さん

次に2位なんですけれど、これはちょっと難しい話になるんですが、LeagueofLegendsの初心者に、1レベルから是非実践してもらいたいんですけれど、チャットをすべてオフにするということです。

二等兵

チャットをすべてオフですか?

BOT以下さん

League of Legendsでよく言われることとして、暴言が多くてプレイする気がしない、ということが多いんです。

二等兵

確かに知り合いにもそういった理由でプレイしないという人がいました。

BOT以下さん

多分プレイしない人の理由は大体が暴言がひどいということで、実際僕もそうだと思うんですよ。
LoLって、FPS等と比べて、他人のミスが目で見られるんですよね。
例えばFPSだと、自分がプレイしている間はもちろん、他の人がどういうことをしているかも全然わかりません。
どこにいるかくらいですよね?

二等兵

そうですね。

BOT以下さん

どれだけ変なプレイをしていても、目に映らないので分かりずらいんですよね。
けれど、LoLの場合って、見えるんですよね。
自分が暇な時間は味方を見ていて、とんでもないミスをした味方に対して指摘をしちゃう人がいるわけです。
FPSとかだと、撃ち合っている途中に、「何やってるんだ」というチャットなんてできないんですけれど。

二等兵

たしかにそうですね。

BOT以下さん

LoLだと、「こいつミスしたな、弱い」みたいな感じでチャットを打ててしまう。
それにプラスアルファで、FPSだったら倒されてしまって敵が強くなることはないですけれど、LoLの場合は敵がめちゃくちゃ強くなることがあるので、暴言がどうしても出やすいゲームだと思うんです。
他のゲームだと全然暴言とかを吐かないような人でも、LoLだと暴言を言っちゃう、みたいな人も正直いると思います。
だからチャットをオフにしましょう、ということです。

二等兵

なるほど、僕もチャットオフにしようかな(笑)


▲ゲーム内チャット非表示

BOT以下さん

ゲームの構造上暴言が言いやすく、ミスが見えやすい状態になっているのですが、ゲーム内の機能でチャットはオフにできるので、全部オフにしてください。
究極は、友達とやってくれということなんですけれど。
チャットオフは必須だと思います。
メンタルを保つうえでも、すごく大事だと思います。

二等兵

一試合長いですしメンタルを保ちながらプレイするのは重要ですよね。

BOT以下さん

最後の1位なんですけれど、これはすごく大事なゲームのテクニックで、これを知るだけで全チャンピオンが上手くなれます。
これができないと、もう話にならないというようなテクニックでアタックムーブと呼ばれるものなんですけど。
通常攻撃の合間に、移動を挟む、これだけのテクニックです。
たとえば逃げる敵を追いかけているとして、右クリック1個だけで誰でもできるすごく簡単な操作なんですけれど、僕と初心者がその敵を追いかけたとしたら、間違いなく僕のほうが同じ時間で10発は多く敵を攻撃できます。
そのくらいすごくでかい差が出てくるテクニックなんです。




※アタックムーブの詳しい解説

URL:動画はこちら

二等兵

AA(オートアタック)キャンセルと呼ばれるものですね。

BOT以下さん

すごくシンプルなテクニックです。
もちろん慣れは必要なんですが、これを知っていると知っていないとでは、まったく変わってきます。
これができるだけで、相当レートが上がるようなテクニックなので、まずは動画を見てマスターしてもらいたいなと思います。
これができていない人が、正直ほとんどなので。

二等兵

なるほど。

BOT以下さん

このテクニックの良いところは全キャラクターに活かせるというところだと思います。

二等兵

このテクニックの練習は必須ですね。

BOT以下さん

シンプルに移動距離が伸びるテクニックなので、これが1位かなというふうに思います。
これをやらないと始まらないぞ!ってくらいです(笑)

二等兵

なるほど。まずはそこからですね!LoLは少しプレイしたことがありましたがBOT以下さんの様なランク上位の方にお話伺えてすごく勉強になりました!ありがとうございます!

BOT以下さんのLoLに対する思いや考え方がとても分かるインタビューでした!
次回の記事はLoLを始めたきっかけや今後の目標などを聞いていきたいと思います!

▼ 取材者情報

極振りの編集 二等兵🔰

三度の飯よりゲームが大好き。
主にFPSをプレイしていてCallofDutyシリーズ歴は10年以上。
他にもleagueoflegendsなどeスポーツ系のゲームが大好物。

元々デザイナーだったが「ゲームに関わる仕事がしたい!」の一心でゲーム業界の戦場へ飛び出し絶賛戦闘中。
編集長・副編集長の元で一人前のインタビュアーになるために日々特別な射撃訓練を受けている。

Twitter : https://twitter.com/Kyokufuri_Y
TikTok : https://www.tiktok.com/@kyokufuri_media

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