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物語の中心にいつもあった人形劇。
そして今回はその人形劇当日。
人形劇の内容をノーカットで今回はお伝えします!
昔々、とある国のとある村に、エト、という少年がいました。
孤児院育ちのエト少年は、生まれつき目が見えません。
エト「よいしょ、よいしょ」
それでも、エト少年は持ち前の明るさと努力で一生懸命暮らしてきました。
今日も、エト少年は一生懸命、おうちのお手伝い
シャルル「エトー、エトー。どこにいるのー?」
彼女の名前はシャルル
目の見えないエト少年を孤児院から引き取った家の一人娘です。
エト「シャルここだよ」
シャルル「まぁ、水汲みをしていたのね」
二人はとても仲が良く、本当の姉弟のように育っていました。
そんな二人を温かく見守るのは
ニコラ「シャルルの祖父、ニコラじゃ」
クレア「シャルルの母、クレアよ」
エト少年はこの一家にとても大事にされ、それはそれは幸せな日々を送っておりました。
ただひとつ。エト少年には悩みがありました。
エト「ああ、シャルはなんて気立てのいいお姉さんなんだろう」
エト「僕は目が見えないけど、きっとその心とおんなじようにきれいでステキなんだろうな」
そうです。エト少年はシャルルに淡い恋心を抱いていたのです。
ですが、
エト「それなのに。僕はシャルに迷惑を掛けてばかりいる」
エト「もっとがんばらなきゃ」
エト「シャルに迷惑かからないよう、がんばらなきゃ」
エト少年は自分が世話をしてくれているシャルルの重荷になっている、そう思っていたのでした。
シャルルはそんなエト少年の悩みなどまったく気付かず、今日もエト少年と一緒におうちのお手伝いをしています。
クレア「シャルルー、エトーお夕飯のお野菜とお肉を買ってきてちょうだいー」
エト「はーい!」
シャルル「行こう、エト」
エト「うん、シャル」
そんなある日
村人A「もうすぐクリスマスだ!」
村人B「もうすぐクリスマスね!」
村人C「もうすぐクリスマスがやってくる!!」
村はもうすぐやってくるクリスマスに、大盛り上がりです。
クリスマスには年に一度、人々にプレゼントを与えるためにサンタクロースが地上に降りてくるのです。
子供も大人も、そんなサンタクロースがやってくるのを、今から心待ちにしているのでした。
ニコラ「また今年もこの季節がやってきたな」
クレア「はい。今年はシャルルがサンタとしてデビューするおめでたい年ですわ。おじいちゃん」
そうなのです。実はシャルルの家は、あのサンタクロースの一家だったのです
ですが、そのことは村人はおろか、一緒に済んでいるエト少年も知らない秘密なのでした
ニコラ「おめでたいといえば、先日、シャルルを嫁にしたいと言ってきた話はどうなったんじゃ?」
ニコラ「ほら、この土地の領主、お金持ちのフレッド伯爵からのラブコール」
クレア「それが・・・まだ何もシャルルには言ってないのです」
ニコラ「なに。こんないいご縁のお話は他にはないのだから、早くシャルルに伝えなさい」
クレア「わかりました」
その頃シャルルは、今年サンタデビューをするという喜びと不安でいっぱいでした
シャルル「ねぇ、エト」
エト「なんだい、シャル」
シャルル「エトは、クリスマスにサンタさんからもらうプレゼント、なにがいい?」
エト「そうだなぁ」
エト「いろいろあるけど、内緒にしておく」
シャルル「どうして?」
エト「やっぱり恥ずかしいから」
シャル「うふふ。教えてよ。誰にも言わないから」
エト「だめだよ。あぁ、僕、水を汲んでくる」
シャルル「ああ、エト・・・・・・!」
シャルル「残念。エトの欲しいものが聞けなかったな」
シャルル「私、本当にサンタクロースになれるかしら」
シャルル「お父さんやおじいさんのような立派なサンタクロースに・・・」
シャルル「ううん、大丈夫。きっと大丈夫。だって・・・・・・」
シャルル「私がエトにプレゼントを渡すんだもの」
シャルル「エトの欲しいものは何かしら。欲しいものはなんだってあげたいわ」
シャルル「だって、私はエトが・・・・・・」
シャルル「エトが、好きだから」
???「おお。麗しのシャルルよ!」
???「私の妻となるシャルル。どうか、この愛を受け取ってほしい」
村のはずれから白馬に乗った貴族、フレッドがやってきました。
シャルルの返事を聞くためです。
フレッド「シャルル。そなたの返事はもちろん、イエーーーッスだろうな?」
いくらフレッド伯爵にいい寄られても、シャルルはエトのことが好き
しかし、そのことが上手く言えません
シャルル「わ、私はあなたの妻にはなりません」
フレッド「がっがーーーん!ホワーイ!? なぜーーーっ!?」
シャルル「私は・・・私は・・・・・・」
シャルル「エトの世話をしなくてはならないからです」
このやりとりをこっそり聞いていたエト少年は、ショックを受けました。
エト「そんな・・・・・・僕の世話をするから、縁談を断るだなんて」
エト「僕は、僕はそんなの嫌だ」
エト「僕はシャルに幸せになってほしいのに!」
エト「ああ、サンタさん。どうかシャルが幸せになれますように」
エト「僕がシャルのお荷物になりませんように」
エト「僕がこれ以上、彼女の重荷にならないよう」
そう願わずにはいられないエト少年なのでした
やがて、村は一面雪に覆われ・・・・・・
みんなが待ちに待ったクリスマスです。
村人A「メリークリスマス!」
村人B「メリークリスマス!」
行き交う人はみんな楽しそうです。
なのに、エト少年だけは楽しくありません
シャルル「エト・・・?どうして私を避けるの?」
エト「避けてなんかないよ」
シャルル「嘘。私と一緒に買い物に行ってくれないし、水汲みにも行ってくれないじゃない」
エト「僕はもうひとりでできるんだ」
シャルル「え?」
エト「シャルの助けなんかかりなくても、僕はなんでもひとりでできるんだよ」
シャルル「エト・・・」
エト「だから、だからもう、僕のことは放っておいてくれ!」
シャルル「エト!」
シャルル「・・・行ってしまった」
シャルル「私は、エトに嫌われてしまったの?」
シャルル「どうして?こんなにもエトのことが・・・」
クリスマスイブのその夜
シャルルはサンタクロースとして、村の一軒一軒を回っていました。
シャルル「この子のプレゼントは・・・大きなクマのぬいぐるみ」
シャルル「マゼリカマジョリカ、我の願いをききたまえ」
シャルル「この子に大きなクマのぬいぐるみを与えたまえ」
シャルルが魔法の呪文を唱えます
すると、どうでしょう。寝ている子供の枕元に、大きなクマのぬいぐるみが現れました。
シャルル「来年もいい子でいてね」
シャルル「さぁ、次のおうちは・・・・・・」
やがて、白々と夜が明ける頃
シャルルは最後のおうちを訪ねました
そう。自分のおうちで眠っているエト少年のところです
シャルル「エト・・・・・・」
シャルル「私のこと嫌いになったんじゃないよね」
シャルル「私は・・・エトのことが・・・」
シャルル「ぐす・・・・・・」
シャルル「さ、さあ。エトにプレゼントをしなくちゃ」
シャルル「エオは何が欲しいのかな?」
シャルル「・・・・・・」
エト「サンタさんへ」
エト「僕はシャルのことが一番大好きです」
エト「でも、僕の目が見えないせいで、シャルの重荷になってしまいました」
エト「僕のせいで、シャルは縁談を断ったのです」
エト「サンタさん、どうかこんな僕を消してください」
エト「僕を消して、シャルが幸せになれますように」
エト「それが僕の欲しいプレゼントです」
シャルル「・・・・・・エト」
シャルル「どう・・・して?」
シャルル「どうして、そんなこと・・・?」
シャルル「そんなこと、思っていただなんて・・・」
シャルル「エトが、そんなことを・・・・・・!」
シャルルの頬を涙が伝います
シャルル「エトが消えたら・・・私は不幸になるんだよ?」
シャルル「エトがいないと、私は幸せになんかなれないんだよ?」
シャルルは静かに泣きました
やがて、その涙がエトの瞼の上に落ちます
エト「・・・サンタ、さん?」
エトが目を覚ましたようです。
シャルル「こんばんわ、エト」
エト「こんばんわ、サンタさん」
エト「僕の欲しいプレゼントを書いた手紙、読んでくれた?」
シャルル「・・・・・・」
エト「僕ね、このおうちの人、みんな大好きなんだ」
エト「その中でも一番シャルが好きでね」
エト「シャルはずっと僕のために尽くしてくれて・・・だから、僕、シャルには幸せになって欲しいんだ」
エト「僕、シャルの重荷になりたくないんだ」
エト「だから、お願いサンタさん。僕へのプレゼントは僕が消えること」
エト「そして、シャルがずっと幸せであり続けること」
シャルル「残念だけど・・・エトへのプレゼントはないんだよ」
エト「どうして?」
シャルル「だって・・・」
シャルル「プレゼントをあげたら・・・」
シャルル「シャルルの大切なエトが消えてしまう・・・からっ」
エト「・・・え?」
シャルル「そんな魔法、使えないよ・・・」
エト「サンタさん・・・・・・」
シャルル「エト、彼女はあなたのことが好き。主になんて、そんなこと思ってない」
シャルル「縁談を断ったのも、あなたが好きだから。エトのそばを離れたくないから!」
シャルル「だから、お願いだから・・・・・・」
シャルル「そんなプレゼントが欲しいなんて・・・・・・願わないで!」
エト「・・・・・・サンタさん?」
シャルル「ううぅ・・・・・」
エト「泣いてるの?」
エト少年は気付きません。自分も泣いていることを
シャルル「私も泣いているけど・・・・・・」
シャルル「ちがう。これはエトの涙」
エト「サンタさんの悲しい気持ちが、僕の中に入ってきて・・・・・・」
エト「僕、泣いているんだね」
シャルル「ええ。エトの悲しい気持ちが私の中にも入ってきてるのよ」
エトとシャルルは抱き合いました。そのとき
エト「・・・・・・」
エト「明るい、眩しいよ・・・・・・」
エト「でも、なんて暖かい光」
シャルル「エト?」
エト「・・・・・・見える」
シャルル「え?」
エト「シャルの顔が見えるよ・・・・・・?」
シャルル「エト!」
奇跡が起こりました。エト少年の目が見えるようになったのです。
エト「僕、見えるよ。シャルの顔、見えるよ!」
シャルル「良かった、エト!」
ふたりは再び強く抱きしめ合いました。
エトとシャルルの互いに相手を想う気持ちが、クリスマスに奇跡を起こしたのです。
シャルルはエトに言います。
私の幸せはもう手に入ったのよ、と
旅行から戻り家に向かう道中、杏が義之の目の前に現れた。 義之に伝え忘れたことがあって・・・と告げる杏。 果たして杏が伝え忘れたこととは一体なんなのか。
義之的には突如決まったスキー旅行。 年越しを一緒に過ごせないお姉ちゃんと妹ちゃんの埋め合わせに買い物へ出かけた義之はそのミッションを見事にこなした。 午後義之の携帯に小恋ちゃんからの着信。スキー旅行の準備をするようだ。
前回サイコパスさをいかんなく発揮した義之。 それを横目に濱島は義之を杏一択へ誘導する。 人形劇目前に緊張する杏の心をほぐすことができるのか!
前回選択肢で失敗した濱島。 今回はいよいよ人形劇イベントに向けて突き進む! 果たして人形劇は成功するのか!
杏の家の秘密は深まったが、家に行くことを強く押してくる男にろくなやつはいない。 義之は今のところ最適な引き際で杏の家に行くことを先送りにした。 家にいくことも大事だが、杏と一緒にいることがなによりも重要なのである。
前回拠点目の前で力尽きてしまった戸松。 マイクラ界で寝ないと出てきてしまうファントム…。 対策は果たしてあるのか。
夏の終わりにピッタリ!!リアルなグラフィック、BGM、効果音が織りなす鬼ごっこ系ホラーゲーム!!皆さんは、絶叫せずにクリアできますか…?
マイクラ神器の一つ、作業台を完成させた戸松。 クラフトの幅が一気に広がったのだが、タツナミの最後の一言が戸松を不安にさせた。 はたして次の実績には何が待ち受けているか。
俺の名前は戸松。 ベンチャー企業で編集者として働いている。 毎日取材をして、記事を書いて入稿する。 残業は多いし、やることはいっぱいあるけど、これが意外と色々な話がきけて面白いし奥が深い。
証人を追い詰め、真犯人を探し出したかに見えたがあと一歩の所で墓穴を掘ってしまう主人公。 検事側が主張する完璧なアリバイとは…?
本当に現場見たのか怪しい証言を繰り出したウメヨに対して、鋭いゆさぶりをかけていく主人公。 第二証人の証言はまだ始まったばかり。 果たしてウメヨのムジュンを見つける事ができるのか。
突如変更の加わった解剖記録。 主人公の機転により無罪を勝ち取ったかに見えたが、そこに無敗の検事が立ちふさがる。 いまだに決着の見えない法廷では次なる目撃者が現れようとしていた。
ついに始まってしまったマヨイの運命が決まる裁判 絶対負けたことのない検事を前に主人公はどう攻めるのか、そしてイトノコギリが絶対の自信を持つ動かぬ証拠とは…?
証拠集めを終え、空いたパズルのピースが埋まりつつある主人公。 遂に百戦錬磨の検事との勝負が始まる。 果たしてマヨイの無罪を勝ち取る事はできるのか。
マヨイの弁護人を引き受けた主人公は無罪を主張するため、自分の疑問を明らかにしていくことにした。 まずは怪しい女の引き出しを調べに行くということだが…。
期待して待ち続けた弁護士だったが、なぜか依頼を受けてくれなかった。 落ち込む気持ちを押さえながらこの報告をマヨイさんに報告しに行くことに…。
第一発見者に会うことが出来た主人公。 刑事の先回りにより口頭での情報は何も得られなかったが、ホテルには謎のドライバー。 そして、2つのワイングラス。 これらが指し示すものとは…。
マヨイの携帯奪還に成功した主人公。 携帯の中に入っている録音には一体どんな内容が入っているのか。 そして、第一発見者の居場所が分かり、話を聞くためにホテルまで向かうことになったが、一体どんな人物なのか。
マヨイから家系の事を中心に色々話を聞き出した主人公。 その中でチヒロさんが残した「コナカ」という名前。 その人物がこの後どういった展開を撒き起こすのか。 この時はまだだれも知らなかった。
有名な弁護士に会うことはかなわず、御剣という男が検事としてつくことになったらしい。 とりあえず弁護士に会えなかったことをマヨイに報告しに行く主人公達だったが…。
マヨイと面会することに成功した主人公たち。 そこで明かされた家系の真実。 急な本人の希望により有名な弁護士さんとやらに会いに行くことになったのだが…。
殺人事件、次の被害者はまさかの所長ことチヒロさん。 容疑者はまさかの実の妹、マヨイさん。 主人公のすぐ近くで起きてしまったこの状況で、悲しむ暇もなく主人公は事件の真犯人を追うことになるが…。
見事刑事裁判を無罪で終え、ヤハリの心に刺さった棘も解消することが出来た。 しかし、ここから更なる事件が成歩堂を待ち受けている…。
俺の名前はトマチ。 ポケモンマスターを目指すためにイマサラタウンを飛び出し、東京都内を駆け回る10歳(30歳)だ。 今世間を賑わせているポケットモンスター スカーレット/バイオレットはもちろん購入済み。 発売から一週間もたっていないが30時間はプレイしている。 つまり30時間プレイしているのだ。 そんなポケモンマスター予備軍の俺が聞きつけたところによると、どうやら社長もバイオレットを購入したらしい。 ここは俺との格の違いを見せつけるしかないようだな。 勝負だ社長!勝負に勝ってお小遣いをいただくっ!
間一髪の所で見事被告人の無罪を勝ち取った戸松と成歩堂。 友達を救うことができ一安心していた。 なぜ犯人は犯行に及んでしまったのか、その真相が明らかになる。
矢張の無罪を主張するために挑んだ裁判だったが、なんと殺人現場から逃げていく姿を見たという証人が存在した! 一体その証人とはだれなのか、果たして矢張は無罪を勝ち取る事が出来るのか!
初の裁判に挑むことになった戸松と成歩堂。 殺人事件をいきなり扱う事になり、緊張を隠せないが無事に被告人の無罪を勝ち取る事はできるのか…!
社長から謎のゲーム、逆転裁判を受け取った戸松。 期待と不安が渦巻く中、ゲームを起動してみる。
本日より極振り新定期連載開始!! ひょんなことから社内騒動に巻き込まれた副編集長の戸松。 騒動を解決すると社長からあるゲームが手渡された。 その名も「逆転裁判」 今回はその物語の発端となったと社内騒動についてご紹介しよう…。